探偵業届出番号第30260001号 適格請求書発行事業者

スーパーレコグナイザー診断を探偵が受けてみた|顔認識能力のリアル

スーパーレコグナイザー診断を探偵が受けてみたアイキャッチ画像

スーパーレコグナイザー診断という言葉を見て、探偵の仕事にも関係がありそうだと感じました。

顔を見分ける力は、調査員にとって重要です。特に張り込みや行動調査では、対象者を見失わない確認力が求められます。

ただ、実際の現場では顔だけで判断するわけではありません。今回は、スーパーレコグナイザー診断の結果を入口に、探偵の面取りについて書きます。

スーパーレコグナイザー診断とは?

スーパーレコグナイザーとは、顔を覚える力や見分ける力が特に高い人を指す言葉です。

一度見た顔を長く覚えていたり、角度や表情が違っても同じ人物だと判断できたりする力です。

今回受けたのは、ニューサウスウェールズ大学のUNSW Face Testです。スーパーレコグナイザー診断として紹介されることも多い顔認識テストです。

スーパーレコグナイザー診断の顔認識テストをイメージした画像

顔を覚えるパートと、顔を見分けるパートがあります。表情や角度が変わるため、思ったより簡単ではありません。

実際にUNSW Face Testを受けてみた

今回は、実際にUNSW Face Testを受けました。英語のテストですが、操作自体はそこまで難しくありません。

ただし、顔を続けて見比べるので集中力が必要です。終わったあとは、思ったより疲れました。

所要時間は15分〜20分ほど

所要時間は15分〜20分ほどでした。短いようで、顔を見続けるので体感としては長く感じます。

途中で集中が切れると、かなり判断が揺れます。気軽な診断というより、しっかり集中して受けるテストでした。

スーパーレコグナイザー診断結果は総合53%

今回のスーパーレコグナイザー診断でも、総合得点は53%でした。

  • UNSWの顔記憶テスト:40点満点中21点
  • UNSWの顔認識テスト:80点満点中43点
  • 総合得点:53%
スーパーレコグナイザー診断結果のスクリーンショット
実際にUNSW Face Testを受けた結果。総合得点は53%でした。

スーパーレコグナイザーと言える結果ではありませんでした。探偵だから高得点だった、という話にはできません。

正直、調査員としては少し残念な結果でした

私は、自認として面取りが得意なタイプではありません。

もちろん、調査員としては顔認識能力はかなり欲しい能力です。その意味では、少し残念な結果でした。

顔を一瞬で覚えられる人は強いです。対象者の出入りが多い場所では、その差が出る場面もあります。

ただ、現場では顔だけを見て対象者を判断する場面は多くありません。むしろ、複数の情報を照合する場面の方が多いです。

探偵の現場でいう「面取り」とは?

探偵の現場では、対象者を確認することを「面取り」と呼ぶことがあります。

面取りは、顔を見て終わりではありません。対象者らしさを、現場で確認していく作業です。

公共の場所で対象者を確認する探偵の面取りイメージ

対象者は動いています。距離があることもあります。暗い時間帯や、人が多い場所もあります。

マスクや帽子で顔が見えにくい日もあります。服装が変わることもあります。正面からじっくり顔を見られるとは限りません。

現場では顔だけで対象者を判断しない

多くの場合、現場に入る前に事前情報があります。

対象者の年齢、体格、服装、車両、生活圏、出入りする場所。そうした情報を組み合わせて確認します。

探偵が対象者確認で見る顔以外の情報

顔だけでなく、次のような情報を総合します。

  • 体格
  • 歩き方
  • 姿勢
  • 髪型
  • 服装
  • 持ち物
  • 車両
  • 出入りする場所
  • 周囲との関係性
  • 行動パターン

たとえば、顔がはっきり見えなくても、体格や歩き方で候補を絞れることがあります。

車両や持ち物、出入りする場所が一致すれば、確認材料は増えます。顔認識能力だけに頼るより、現場ではこの積み重ねが大事です。

顔認識能力より大切な「総合判断」

顔を見分ける力は重要です。これは間違いありません。

ただ、探偵の面取りでは、顔認識能力だけで決めると危険な場面もあります。

似た体格の人がいることもあります。服装が似ていることもあります。逆に、本人でも服装や髪型が変わることがあります。

そのため、現場では「その人らしい情報」を複数照合します。顔、動き、場所、車両、行動の流れを見ます。

SKResearchの素行調査・行動調査でも、対象者確認は最初の重要な工程です。無理に近づくより、確認材料を増やすことを重視します。

調査を検討する段階では、写真や車両、勤務先、よく行く場所などの整理が役立ちます。相談前に調査依頼の流れを見ておくと、準備する情報も分かりやすくなります。

まとめ:探偵の面取りは才能より確認の積み重ね

今回のスーパーレコグナイザー診断は、総合53%でした。スーパーレコグナイザーとは言えない結果です。

だからこそ、現場では顔だけに頼らない確認が重要だと感じました。

探偵は顔だけで人を見分けているわけではありません。顔を含めた複数の情報を、慎重に照合しています。

対象者の確認や行動調査では、事前情報の整理と現場での慎重な確認が重要です。

料金表や調査内容を確認したうえで、必要な範囲だけ相談する形でも問題ありません。状況を整理したうえで、お問い合わせください。